左背部から左腰部下部への痛みが解消
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施術のポイント
40代女性の症例です
元来、腰痛持ちの患者さんで
月に一度はメンテナンスも兼ねて当院に施術にきている方です
4日ほど前から左の背部から左腰部に痛みを訴え
日に日に痛みの範囲が広がっており
症状も強くなっているということで
急遽診させていただきました
受傷動機として考えられることは
4日前に無理な四つん這いの状態をキープしながらの
部屋の隅の掃除をしたこと
おそらく普段使用しない筋肉群に負担が加わり
そこからの炎症が広がっていったと考えられます
しかもゆっくりと湯舟に浸かってしまったということで
痛みの物質であるプロスタグランジンなどが
さらなる炎症を強くしていったと考えました
痛みのせいで夜も眠れないと訴えています
これは安静時痛というもので炎症の特徴的な症状です
広範囲に痛みが広がっているので触診で痛みの部位を確認しました
左の外肋間筋、内肋間筋、肋横筋、広背筋、
左の脊柱起立筋(長肋筋、最長筋)、腰方形筋、
左小殿筋、中殿筋、左の仙腸関節部でした
このケースでは内服で消炎鎮痛剤が効果を現しやすいですが
本人の希望であまり薬を飲みたくないということで
当院では炎症を抑えるために
炎症の処置として左右の扁桃処置を行い
さらに針により副腎処置も行いました
副腎処置により自己の副腎皮質ステロイドホルモンの
分泌をさらに促進させる効果があります
大椎にも針を一本刺し、炎症処置を強化しました
患部にはクリッカーを当ててマイナス10度の瞬間冷却を試みました
自宅では患部を30分間アイシングをし
その後90分間時間を空けて再びアイシングを30分
これを最低一日に6回以上繰り返すよう指導しました
翌日に再度、来院していただきましたが
症状が8割以上楽になっていました
夜もぐっすりと眠れることが出来たみたいです
二回目の施術でも炎症を抑えるための扁桃処置は継続し
さらに痛みの場所が左少陽胆経と太陽膀胱経の2項線上で
経絡に沿って針治療を施しました
三回目の施術ですが、痛みは9割以上楽になっており
仙腸関節部の押圧で若干痛みがわずかに残る程度です
屈伸穴に沿って針を仙腸関節部に合わせながら
ピンポイントで刺していきました
これでほぼ完治したそうです
今回の症例では
本来腰痛持ちの患者さんで
普段使用しない筋肉に負担がかかり
炎症を起こしたと考えられます
そこに入浴によるプロスタグランジンの増幅による
炎症の増大により炎症範囲が広がり
夜も痛みで眠れなくなってしまったと思われます
これからの対策としては
慣れない動作や無理な姿勢をする際には
必ずコルセットをするよう指導しました
コルセットにより、ある程度体幹が固定されるので
今回のような痛みが再び起こることは無いと思います
