院長コラム

COLUMN

以前の日本では高血圧症が主流でしたが

最近は血圧の薬の技術が進んだせいか

血圧が高くても良い薬が出ているので

それほど血圧で悩んでいる人はいません

現代は炭水化物の摂取過多による

糖尿病や食後高血糖(糖尿病予備)

大幅に増えてきています

血糖値を下げる薬の開発は遅れており

飲み薬を服用してもそれほど血糖値を

下げてくれる良い薬がまだ出回っていません

血糖値を下げる優秀な薬が出来るのには

あと5年~10年以上は掛かるとされています

ここ十数年前から急に食事の欧米化や

食の変化により炭水化物の摂取量が

急激に増えていき、その結果血糖値が

高くなる傾向にあります

健康診断でヘモグロビンA1cが高くなることで

ある程度糖尿病になるのかが分かります

このヘモグロビンA1Cは約2カ月前後の

血糖値の平均値を出しています

この数値が平均値よりも多いと

糖尿病の細かい検査をやることになります

健康診断を定期的に行っている人は

このヘモグロビンA1cを検査するので

自分の血糖値の数値を常に把握できますが

普段から全く健康診断や病院で血液検査等を

行っていない人は要注意です

というのも血糖値がいくら高くなっても

最初は全くの無症状だからです

ある時、突然体がだるくなってきて

尿に行く回数が増えてきて口が渇き

尿に泡が立ち、痩せてきている

こんな状態が続いてとりあえず病院に行ってみると

重度の糖尿病と診断される

つまり血糖値がどんどん上がっていっても

最初のうちは全く症状が出ないのです

高血糖値状態であっても気づかないのです

だから糖尿病は怖いのです

血糖値が高いだけでは症状もないし

別に体に異常と言える変化はないんです

ではなぜ糖尿病が怖いかというと

合併症がありそれが怖いんです

血管の中に糖分が多く含まれており

これが細かい血管(毛細血管)というのに

こびりついて砂糖が固まって血管を詰まらせてしまうんです

とくに細かい血管の代表が足や手の血管、目の血管

腎臓の血管などです

足や手の血管が砂糖で詰まって固まってしまうと

それ以上血液の流れが悪くなり血流不全になり

その部分が腐ってきてしまうのです

ですから腐ってきた部分の足や手を切断していくのです

目の血管も砂糖で詰まってしまうと

糖尿病性網膜症という病名が付き、

やがては失明となってしまいます

腎臓の血管が詰まってしまうと

おしっこを作れなくなってしまうため

透析というのを一日おきに行うことになります

こういう三大合併症が怖いのです

ですから合併症を起こさないように

常日頃から血糖値の上昇を少しでも

抑える工夫をしていかなくては

命取りになってしまうのです

いまの時代、3人に一人が糖尿病予備軍も含めての割合です

いつあなたが糖尿病になるのか

もしかしたら時間の問題かもしれませんよ

それには運動も大事ですが一番重要なことは

食事の管理です

ただ食事を減らせばいいというのではなく

正しい知識を以て血糖値を上げない食事を

心がけていくことがとても大切だと思います

そもそもが美味しいものは炭水化物(糖質)で

出来ている可能性が高いです

ケーキやお菓子、ご飯、ラーメン、そば、うどん、パン

これらは全て炭水化物(糖質)の代表です

ご飯やパンは甘くないので

つい大丈夫と思ってしまいがちです

ところが甘くなくてもかなりの糖質を

含んでいるんです

最後に参考にしてほしいのが

ラーメンセットを頼んで

ラーメン、チャーハン、餃子が

セットになって出てきます

平均的にこのラーメンセットの全糖質は

分かりやすく例えると

角砂糖にすると

なんと

75個分ですよ

これを聞いてどう思いますか?

外食の罠はこれなんですよ

皆さん、正しい知識を早い段階から

身に付けておきましょうね

そして手遅れにならない内から

ご自分の体はご自分で管理していきましょうね

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